DM、メルマガ、SNS 何でも3回はやる。

 DRM(ダイレクトマーケティング関連)でよく聞かれるのが、「効くDM(ダイレクトメール)」と言ったような言葉。メルマガにしても、SNSにしても、どのようなデザイン、コピーにすればレスポンスが獲れるのか?と言ったような話が出ます。

 しかしこれらは、最低でも3回やらない限り、どんなに優れたコピー、デザインのものを作ったとしても、効き目は限られてしまいます。

 このことについて、3つにまとめてみました。そして、実はこの話、しっかり脳科学 / ニューロマーケティングで裏付けられます。



1. DM、あるいはネット系、なんであろうと、メディアのひとつ


 DRM(ダイレクトマーケティング)ではDM、メルマガ、SNS(以下、ダイレクトメディア)など、すべて、マスメディアとは全く異なる展開をするものだというイメージが強いです。マスメディアではテレビCMに代表されるように、同じものを何度も流します。新聞、雑誌、ラジオ、すべて同じです。しかし、ダイレクトメディアを取り扱うひとたちは、なぜだか一発で決めようとしてしまう場合が多いように思います。

 (ただしSNSやYouTubeに関しては、もうマスメディアと同じですから、繰り返し行われることが多いです)

 その視点からしますと、「効くDM」「効果のあるメルマガの方法」「効果のあるSNS集客」と言ったようなことは有り得ない、と言うことにもなろうかと思います。

 つまり、マスメディアであろうと、ダイレクトメディアであろうと、メディアには違いないわけです。


2. 人間は忘れる


 なぜ3回もやる必要があるのか?それは、人間は新しい情報を得ると、その瞬間から記憶の行程が始まりますが、同時に忘却もスタートするからです。


 (記憶が)生成された直後から、記憶は減衰し始める。(中略)学習直後の1時間以内に、学習された情報の50%がすでに失われる。学習後最初の24時間で大部分が忘却されており、その後、忘却率は横ばいになった(Moran Cerf, Manuel Garcia-Garucia 2019 : p156-157)。


3. DRMer(ダイレクトマーケター)は経験的に3回組む


 私がこの世界に入った頃から、DMを3回打つ、というのは確立されていました。第1信、第2信、第3信、というように。

 当時はインターネットによるマーケティングはまだ存在しなかったので、DM単独、あるいはDMとアウトバウンドのテレマーケティングの組み合わせでした。

 つまり、この方法は多くのDRMerが伝統的に行っている方法でもあるのです。


結論


 だから、制作物(クリエイティブ)だけを見て、このDM、SNS、or メルマガが効くかどうか?というのは分からないわけです。

 まずは3回やる、そこからはじめましょう。


参考文献

  • Moran Cerf, Manuel Garcia-Garucia『コンシューマー ニューロサイエンス』共立出版、2019。




61回の閲覧0件のコメント

最新記事

すべて表示