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3段分析 - DRMの行程に、とてもフィットする
最終更新: 1月4日
顧客分析の方法にはさまざまな方法がありますが、大方、ベースになっているのはRFMです。最近ではAIの発達によって、システムが独自のアルゴリズムで顧客を分析することもああり、例えばアマゾンは物理学者が分析をしているようですが、そこまでやっている企業は今のところ、少ないようです。 さて、一般に言われるRFMはとても古い方法で、1930年代からあったそうです。当時はまだまだインターネットはありませんし、テレビもありません。 また、ダイレクトマーケティングは顧客だけを対象にしているのではなく、一般客⇒見込客⇒顧客と、一連の流れをカバーするシステムです。 そうすると顧客だけ、その中でも優良顧客を分析の中心にしてしまうのがちと具合が悪いわけです。 何故かというと、CRMには顧客を減らす、売上を減らすという宿命があるため、常に補充をしていかないといけないわけです。 ダイレクトマーケティングにはもともとファネル(漏斗の意味)という考え方があります。一般客から顧客まで落とし込んでいることをイメージしたものですが、これを逆さにピラミッドの形、顧客ステージがあがっていくことをイメージする方法があります。 ファネルもピラミッドも意味は同じですが、この考え方をベースにしたのが、NTオリジナルの分析ツール、3段分析です。 3段分析は一般客~顧客までを対象とします。また、自社よりも他社にて多く買っている人も対象にします。 初めのうちは顧客を3分類するだけ。最初から細かくはやりません。 そのため、この分析は即効性はないのですが顧客の動きが見えてくる、という特徴があります。
